白髪について

白髪は自然な老化現象の為、完全に予防する事は難しいです。
ただ、近年増えている若い年代で発症する白髪(例えば、無理なダイエット過度なストレスを要因とするもの)については、予防が可能です。
まずは、髪色が決まるメカニズムを紹介します。

髪色のメカニズム

髪は発毛した時は、白色(透明)ですが、メラノサイトという毛根部分にある細胞から生成される2種類のメラニン(黒色メラニン:ユーメラニン、黄色メラニン:フェオメラニン)の組み合わせで決まります。

もう少し詳しく説明すると、メラニンは毛母細胞の間にあるメラノサイト内のMITF遺伝子からの命令で、チロシナーゼ(メラニン合成酵素)がアミノ酸のひとつであるチロシンを原料として生成します。

メラニン生成の仕組み

白髪の原因

髪のメラニンが減少する事で髪色が白に近づき、最終的に白髪になります。

白髪には複数の原因があります。

老化現象

老化が進むことで毛根部のチロシナーゼの量が減ったり、機能が低下することがあり、メラニン色素を作ることができなくなります。

血行不良

髪の生育には様々な細胞が関わっていて、細胞の活動には栄養が必要です。
血行が悪いと、活動に必要になる栄養の供給量が減り、メラニンの作成指令を出せなくなります。

自律神経失調症

自律神経失調症になると、血管が収縮して血行が悪くなります。

ストレス

黒色メラニンを作るメラノサイト細胞がストレスに弱いため、ストレスを受けると黒色メラニンが減少し白髪が発生しやすくなってしまうといわれています。

過度なダイエット

ダイエットで食事制限をしたりすると、栄養が髪に行きわたらずにメラノサイトからメラニンが生成されずに白髪が増えていきます。
何故なら髪は、生命を維持するうえでの優先度が低いので、栄養が後回しにされるからです。
近年若年層に白髪が増えているのは、過度なダイエットの影響が大きいと言われています。

白髪対策

白髪の予防・改善をするには、バランスのいい食事で栄養をしっかり摂取する事と、血行の改善ストレスを減らす事です。
とはいえ、これらはすぐに効果が現れる物ではないので、白髪を隠す為に、髪を染める為に、白髪染め、ヘアマニキュア、カラーシャンプー、カラーリンス等があります。

血行の改善

頭皮のマッサージで血行の促進が期待できます。
頭皮マッサージの効果は、新陳代謝が高まる他、毛穴に詰まった皮脂を取り除きやすく事もありますので、
健康で美しい髪の毛を保つことに繋がります。また、頭のツボを適確に刺激してあげればリラクゼーションにもなりストレスの緩和にもなります。

ストレス解消

適度な運動をする事でストレスの解消が出来ます。
お勧めは、軽いウォーキングを40分以上続けることです。
理由は、ストレス物質であるコルチゾールを消費し、20分ほどの運動で分泌されるドーパミン、ベータエンドルフィン、セロトニンでストレス解消が出来るからです。

バランスの摂れた食事

これだけ摂取していれば大丈夫というものはないので、バランスのいい食事を摂ることをお勧めします。
➥髪に良い食材についてはこちらから

染髪

即効性がある対策です。
ただ、既存の白髪染めだとカラーリングと同じで髪自体にダメージがある為、自分の髪の状態にあった染髪方法を選びましょう。

白髪染め

既存で一番聞き覚えがある方法です。
一度髪のキューティクルを開いて髪の色を入れる方法です。
綺麗に色が入いるのですが、キューティクルは一度開くと元には戻らないので髪が痛み、乾燥してパサつき、手触りが悪くなります。

更に、ジアミンという髪色を出す為に必要な染料は、アレルギーを引き起こすので白髪染めをする際には気を付けないといけません。

ヘアマニキュア

髪の表面に色をのせてコーティングする方法で、髪にダメージはありません。
ただ、髪をコーティングしているので、髪を洗ったりドライヤーやコテ等をつかうと色が落ちていきます。

カラーシャンプー

シャンプーに染髪成分が入っており、シャンプーをすると髪の表面にこの染髪成分が吸着して色を付けます。
1回だけでは望みの色にはなりませんが、10回ほど連続で使用してその後は2,3日おきの使用で希望の色キープできます。

カラーリンス

リンスに染髪成分が入っており、シャンプーをすると髪の表面にこの染髪成分が吸着して色を付けます。
1回だけでは望みの色にはなりませんが、5回ほど連続で使用してその後は商品によりますが、3日~7日毎の使用で希望の色をキープできます。
また、リンスなので、髪や頭皮を傷める成分が入っていないので安心です。